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空木の影 小さな窓に

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声がかき消される 吹雪が私の身体全体を真っ白に包んでいく やがて太陽が沈む 山は夜と重なりあい ひとつになる

今までブログをご覧になってくださり,またコメントをくださった方へ本当に温かいお言葉をありがとうございました。私の言葉では上手く伝えられないのですが,感謝をしています。...

「時々ママはね、坊やがわたしの想像の世界に生きていて、こうして生きているのが本当じゃないような気がするのよ」少年は頭をあげ彼女の面前であくびをした。彼の口の内部が西日の最後の光線で満たされた。 マルグリット・デュラス   『モデラート・カンタービレ』...

女はうつむけになり、藁の中に頬を埋めて動かなくなった。かける言葉がなくて、私は耳もとに口を寄せて名を呼んだ。いましがたまで、誰を抱いているのかわからなくなりそうな空恐ろしさから、胸の中でくりかえし呼びかけていた名前だった。ところが、「佐枝」と声に出して呼んでしまってから、私ははっとして顔を引いた。サエ、とむきだしの響きがした。ひょっとすると、やっぱり老婆の名前ではないか、死にかけている婆さんの名前...

言葉の色

しゃべれなくなって2日間くらいは、私はしゃべれたときとまったく同じ思考をしていた。たとえば、姉に足を踏まれれば、「痛い。」とはっきり言葉で思った。それを音声にしないことで、微妙な変化が起こってきた。言葉の後ろに広がる色が見えてきたのだ。姉が私に優しく接しているとき、私は姉をピンクの明るい光のイメージでとらえた。英語を教える母の言葉やまなざしは、落ち着いた金色、道端で猫を撫でれば、手のひらを通して山...

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