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空木の影 小さな窓に

04
2018  22:30:49

ブライスや球体関節人形について

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もう10年ほど前ですが、私の通っていた美術大学に、いつも一人で行動している女の子がいました。その子は、常に白と黒のゴシックロリータのお洋服を身に纏い、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」みたいに少女性を内側から発していました。そのぼんやりとした様子が、群衆の中でも目立っていましたが、中には、悪意を持って見る者、黙殺する者もすくなくありませんでした。私はどちらかというと、いつも彼女の着ているお洋服に目がいってしまい、彼女の瞳の奥にある感情をみることはできませんでした。

その女性が着ていたお洋服は、おそらくBABY, THE STARS SHINE BRIGHTとALICE and the PIRATESがメインだったと思います。彼女の定番スタイルは、コットン製のフリル&レースのヘッドドレスに、白いボウタイのフリルブラウス,黒いフリルがどっさりついたジャンパースカートと、パニエ。装飾的でありながらも、色合いがシックだったので、ベース型で童顔の容姿によく似合っていました。
たまたまですが、今回の写真のブライスみたいな雰囲気の子でした。

ロリータファッションの彼女は、ある時、恋月姫の写真集を片手に持ち、食堂の席に座っていました。私も、京都のギャラリーで恋月姫の個展を観たばかりだったので、新世代の球体関節人形作家に興味がありました。
しかし、当時の私はあまりお金がなく、いつも絵具で汚れた服を着ていた上に、あまり年下の人間に声をかけることに慣れていなかったので、(今も苦手です)何も話しかけないまま、その場を通り過ぎました。

私は、幼少の頃から、四谷シモンや土井典、ハンスベルメールなどの芸術性の高い球体関節人形の世界を、母親から教わっていたので、吉田良、天野可淡、恋月姫などの新世代の作家(新世代と言って良いものか?)に魅力を感じるまでには、やや時間がかかりました。
しかし、京都の北大路通の近くにあった昔人形青山という、小さなカフェ兼ギャラリーに通っているうちに、様々なタイプの人形への愛が芽生えてきました。

今でも、東京の銀座にある「マリアの心臓」に足を運ぶたびに、胸が高鳴ります。今年は、ブライス以外の人形の展示などにも積極的に足を運んでいきたいです。

読者の皆様も、何か面白そうな人形のイベントがございましたら、教えてください。









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1 Comments

miki2017  

Tさん

子どもの頃から、母の部屋には、渡辺高士の描いた、日本人形の絵があり、私にとって人形とは神秘的で、静謐なものでした。その幼少の頃の体験が、今の私のブライス観を形成しているのかもしれません。ブライスにも美しさと沈黙を求めます。

また学生の頃のように、時間を忘れて日本人形青山で、古い写真集を眺めたり、人形のそばに座っていたいです。

2018/02/05 (Mon) 22:25 | EDIT | REPLY |   

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