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空木の影 小さな窓に

09
2018  00:29:29

夢と願いをかなえるためにできること 

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心の底から願い続けていれば、いつか夢は叶うかもしれない、ということについて書いてみたいと思います。

私は10代の頃、母親から借りたマルセル・ブリヨン(フランスの美術評論家・幻想小説家)が書いた「幻想芸術」(訳:坂崎乙朗)に載っている、20世紀の幻想芸術のモノクローム図版を、よく眺めていました。

その図版の中には、エルツェ、ロベルタ・マッタ、ハンスベルメール、ロベール・デスノス、ドロテア・タニングなど、興味深い作家も掲載されていたように思いますが、中でも私が気になったのは、イタリアにあるカプチン修道会の「骸骨の礼拝堂」別名、死の礼拝堂の写真でした。
当時、芸術新潮という雑誌でも、「島田雅彦とイタリアの旅」を特集していました。雑誌のページをめくると、イタリアの各地にある「異様」なアートの数々が現れ、圧倒されました。特にローマにあるベルニーニの「聖テレサの法悦」や、「福音ルドヴィカ・アルベルトーニ」の写真を観て、「いつかイタリアに行ってみたいなぁ」と強く思いました。

それから数年後、父が私のためにイタリアの一人旅を叶えてくれました。旅行の最終日、私はずっと本で眺めていたカプチン修道会の礼拝堂や、ベルニーニの彫刻のあるサン・フランチェスコア・リーパなどに行くことができ、非常に感銘を受けました。
初めて足を踏み入れる場所には、いつも不安が伴いますが、ずっと願い続けていたことで、自分の内側から勇気が出てきたのだと思います。

ブライスに関しても、ずっと願い続けていたことが実現した、と感じた瞬間がたくさんあります。
私が初めてブライスを購入した頃には、既にリカボディーのブライスや、ヴィンテージブライスは大変高価なものになっていました。当時は、ネットで探したり購入したりする知識も皆無に等しく、自分の足で東京や大阪、京都のブライス取り扱いショップなどに足しげく通ったり、今はほとんど無くなってしまった、素敵なブライスのblogを丹念にチェックしていました。

多分、フルーツ・パンチ等が発売していた頃だったと思いますが、あの頃は本当に美しいヴィンテージブライスを撮影したblogが多数存在しており、私も日々、目を皿のようにして写真を眺めていました。当時は怖いもの知らずで、会ったこともないブライス・オーナーにコメントをしたり、感想のメールを送っていました。また、ヤフーオークションで購入させていただいた作家にも取引以外のコメントなどをしながら、様々なブライスに関する知識や、価値観を吸収していきました。

おそらく当時、私からメールやコメントを受け取られた方々は内心「面倒くさいなぁ」と感じていたのかもしれません。
しかし、かつての私はプライドを一切捨て、(そもそも自分の小さなプライドについて考えてもいませんでしたが)コレクターの方々とマメにコミュニケーションをとったり、直接会ったりすることを惜しみませんでした。

私がメールを送ったコレクターの皆さんは、みな優しいお人柄の方ばかりで、お家に招待してくださったり、ブライスのドレスのコレクションをプレゼントしてくださったり、温かなお返事を送ってくださったりしてくれました。

先日の撮影会を企画してくださったまぐさんのblogも、ずっと昔から憧れを持って観ていたのですが、まさか自分が一緒に撮影会に参加できるようになるとは、夢にも思っていませんでした。しかし、私もいろいろありながらも、ブライスに対する愛を絶やさずに写真を撮り続けてきたおかげで、まぐさんともご縁が出来たのだと思っています。

他にも、レオニダスさんやモモリータさん、ヤマケイさんなど、素晴らしい作家と出会ったり、以前に素敵なヴィンテージブライスのblogをされていた方とも交流することができたのは、自分の思いが行動に表れ、真っすぐにブライスと向き合っていたからだと思います。

最初は、なかなか素晴らしいコレクターの方々と関わるのには勇気がいると思います。しかし、情熱と思いがあれば、夢は叶うかもしれません。

長々と書いてしまいましたが、最近ブライスにハマってしまった方や、ブライスの友達が欲しいけれど、なかなか他人に話しかけるのは怖い、と思っている方がいたら、是非行動をしてみてほしいと思います。会いたい人には、会えばよいと思いますし、面白そうなドールのイベントがあれば、自分がどんな人間でも、会場に足を運び、作家とお話をすればよいと思います。嫌がられたり、ウザいと思われる時もありますが、きっかけを作っていくことで、自分の世界が変わります。

過去を思い返すと、ブライスを通して、実に沢山の方々が私のために優しさをプレゼントしてくれました。
今日まで、ブライスを通して出会った方々全てに、感謝の気持ちでいっぱいです。これからもよろしくお願いいたします。私は、いつか恩返しがしたいと思っています。





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 アドアーズ・アナ

4 Comments

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2018/02/09 (Fri) 23:32 | EDIT | REPLY |   

miki2017  

yさん

こんばんは。何だか、私、恥ずかしいことを書いてしまったなと思っています。でも、誰も気にしていないでしょうし、書きたいことを書いてよいですよね。

「ボランティアとか、慈善事業を周りに話している人間は大体が黒い。裏がある」って、私の知り合いが言うんです。
私もまた、自分の語る感謝の気持ちが、嘘で塗り固めた言葉のように、他者の心に響いていたら・・・と思うと、切なくなります。
時々自分がわからなくなります。本当は、誰も見えてはいなんじゃないのかと。

私の経験は薄いし、何の苦難もない人生だったと思います。しかし、本当に心の底から願っていることのみが、叶えられてきたという実感があります。

ヴィンテージブライス、いいですね。私も来年辺りに購入したいです。ブロンドの子しかもっていないので・・・。小さな願いを、ずっと胸の内に秘めて生きていきたいです。叶えるために。

2018/02/10 (Sat) 00:08 | EDIT | REPLY |   

miki2017  

kazuさん

文章をすべて、読みました。その後、また2回読み返しました。
ありがとうございました。私のことのように思えませんでした。福永武彦の「草の花」の主人公が、「人は夢の中で夢を見ることがあるのだろうか」と書いていましたが、私は、自分が知らないところで別の人生を生きることができていたら・・・。と思いました。もっと美しく、もっと素晴らしい人生を。

kazuさんは私の残してきたものを、温かく受け止めてくださいましたが、実際の私は、常に多くのことに負け続け、砂を噛むような気持で歩いてきたような気もします。
「あなたは自分がどれだけ恵まれているのかわかっていない」と、見知らぬ者が、天から言っていますね。たしかに、私は能天気に、この世界に生かされているのだと思います。

しかし、フランスの映画監督であるレオス・カラックスも、恵まれた家庭で育っているにもかかわらず、悲痛なまでに美しい作品を残すことができました。悲しい目をした青年を描いた「PolaX」や、ドニ・ラヴァン主演の三部作など、大変すばらしいです。

人はどんなに恵まれていても、どんなに幸せそうに見えても、退屈で平穏な人生が約束されているわけではありませんね。

まだ、話したいこともありますが、この場所では書くことができません。続きは、別の機会にお話しします。

文芸批評家の神山睦美は、ニーチェの説く人間の残忍性についての解説のところで、こう言っていました。「私たち人間は、他人よりも優れた立場にいなければ、気の済まないところがある。」

2018/02/10 (Sat) 00:24 | EDIT | REPLY |   

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2018/02/11 (Sun) 19:08 | EDIT | REPLY |   

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